愛犬・愛猫のこのような症状・お悩みはありませんか？
手足や耳など皮膚の炎症
赤いポツポツが気になる
毛がよく抜ける
毛艶が悪い、毛が固まって抜ける
耳を痒そうにしている
体がベタつく
丁寧なヒアリングをして診断をします
皮膚病は他の病気よりも軽視されがちですが、実際に動物病院へ来院する患者さんの約40%を占める最も多い病気です。皮膚病は症状が同じでも原因は様々であり、丁寧なヒアリングを通じて診断を行います。
薬だけでなく、シャンプー、サプリメント、フードなど多様な治療法を組み合わせ、ペットの健康状態に合わせたケアプランを提供します。
考えられる病気・疾患
アレルギー性皮膚炎
アレルギー性皮膚炎は、犬や猫の間で非常に一般的な皮膚疾患の一つです。
代表的なものにアトピー性皮膚炎、食物アレルギー性皮膚炎がありますが基本的に特定の物質に対して体内の免疫機構が過剰に反応することで引き起こされます。
アレルギー性皮膚炎にかかると、かゆみや発疹が体中に現れ、脱毛などの症状が発生することがあります。
ひどい場合は不眠症状や出血するまで皮膚を噛んでしまったりしてしまう場合もあるため症状が悪化する前に、受診して適切な治療を行うことをおすすめします。
飼育方法やスキンケアなどを見直すことで症状を抑えられるケースもございますが、それでも難しい場合は薬や専門的な薬浴療法を併用していきます。
膿皮症
皮膚の上で菌が異常繁殖して膿を排出している状態で犬に多く見られます。
主な原因はブドウ球菌という細菌による場合が多く、一般的な症状は皮膚の赤み・腫れ、円形脱毛、皮膚からの膿などが見られます。
悪化すると真皮より下の皮下組織にまで炎症が広がることもあり、激しい痒みを伴うケースもあります。
基礎疾患の治療はもちろんのこと、抗菌シャンプーによる薬浴や塗り薬、場合によっては抗菌剤も使用いたします。
脂漏症
脂漏症は皮膚科疾患の一種で、皮脂の分泌に異常によって発生します。この疾患は皮膚の角化異常を伴い、皮膚が硬く厚くなることがあります。
脂漏症は皮脂の過剰分泌によって引き起こされることが一般的ですが、皮脂が異常に減少して発症するケースもあります。
シワになる耳、目、腹部、脇や内股などの部分によくみられます、
一般的な脂漏症の治療は、薬用のシャンプーによる薬浴や抗生剤や抗真菌剤による細菌・真菌を行います。
皮膚糸状菌症
皮膚糸状菌（カビの一種）によって起きる感染症の総称で、症状としては円形の脱毛や湿疹などで全身に広がることもあります。
他の皮膚炎と併発することもありますので早めにご相談ください。
人にも感染する人獣共通感染症のため注意が必要です。
症状に応じて、抗真菌薬の外用及び内服薬の投与を行います。
外耳炎
耳の穴から鼓膜の手前までのに起こる炎症で耳にかゆみや痛みのほかニオイや耳だれ（耳漏）といった症状が見られます。
アレルギーや異物、ダニなどの寄生虫、内分泌疾患なの原因が考えられます。
そのため病歴と臨床症状、基礎疾患などから診断をし、耳洗浄、投薬治療などを行います。
直接見ることができないため改善した段階で治療を止めてしまうこともありますが、完治せず長期化してしまう場合もあるため注意が必要です。
診察の流れ
当院を初めてご利用いただく場合は、お電話またはWEB予約ページからご予約ください。直接ご来院いただいてもご予約いただけますが、事前予約いただいたほうがスムーズな診療が可能です。
初診の方は受付にその旨をお伝えいただき、問診表のご記入をお願いします。その後、症状などについてのお話を伺います。普段の生活などについてもお伺いするため、動物の状態や生活スタイル、環境を把握されているほうがご来院いただけると診察もスムーズです。
皮膚や耳を確認していきます。また一般的な身体検査もおこない総合的に判断していきます。
皮膚の状態に応じた検査をご提案させていただいております。
皮膚や毛の評価から細菌やカビ、寄生虫の検出などがあげられます。
皮膚病原因除外のため、ウッドライト検査、テープ染色検査など。場合によっては血液検査などもご提案させていただきます。
皮膚の症状から想定される病気の説明、選択肢をお話しさせていただいた後に治療を進めていきます。
投薬に限らず、生活環境の見直しなど環境を整え持続的に健康を継続させるご提案をさせていただきます。
投薬が必要な治療の場合は、お会計のタイミングでお薬の飲み方・内容などをご説明します。気になる点や分からないことがありましたら、何でもご質問ください。必要であれば次回診察の予約をお取りします。
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